エビスジーンズは好きですか?
賛否がかなり分かれるブランドではないでしょうか?
現在の私は好きなのだと思います。(曖昧w)
何故かというと、凄く良いと思うときと全然ダメに感じる時が混在するからです。(あくまでも個人の感想)
EBISU/エビスジーンズ(以下エビス)との付き合いは複雑で、中学時代は憧れの存在であり、実際に履きこんで良かった青春があり、そして買い足したエビスが全然良くなかった経験もあり、だけどどこかエビスを見限れない自分がいる・・・w
今回はそんなエビスについて、気の向くまま書こうと思います。(当然ノープランw)
2000_No.1フロント クリーニング済みで爽やかな状態(確かもっと緑くさかったような、、) |
2000_No.1バック 何度もリペアして履いたような、、 |
エビスジーンズの立ち位置
まず何と言っても、存在感!
「カモメマーク」で御馴染み、ジーンズマニアでなくてもLevi's、Leeと同じくらい認知度あるのではないでしょうか?知らない人いますか?w
同時期創業しているDenimeやFull Count、Warehouseなど知らない人いますし、圧倒的にブランド戦略が成功したように思えます。
(1)1990年代?:爆発的に人気が出て、一躍トップランナーになる
(2)2000年代?:元々「大ふとカチカチストレート」で硬派な職人気質だったはずが、「カモメ」アイコンを用いてB-Boyの御用達ジーンズという見え方になる
(3)2000年以降?:海外でも爆発的に人気になる
この(1)→(2)の時で大分FAN層が変わったように感じます。大衆向けになると同時にジーンズマニアも離れていったのではないでしょうか?
インディーズからメジャー昇格。
ブランドのメジャー化とジーンズマニアの信頼は反比例、面白いですね。このあたりはいろいろな業界でも見られることで、ブランド戦略的に立ち位置を変えていったということでしょう。(販売網・FAN層拡大しても、No.0(現在生産中止)とかNo.1などの本格派も継続しています)
エビスジーンズの基本ラインナップ
エビスジーンズの基本構成は「品番」×「生地」と考えていただければと思います。
※基本の定番モデルを掲載(ユーロ、No.3、コラボ、耳色等々除く)
<品番> ※2021年7月時点
品番 | タイプ | 特長 |
---|---|---|
2000 | ストレート | 2001より細身の定番モデル |
2001 | エビス最太(501XXタイプ) | |
2005 | エビス最細(2000より細身、股上浅め) | |
2000T | テーパード | 2000を股上浅く、テーパードかけたタイプ |
2020 | 2000Tよりも腰、腿廻りをゆったりさせたタイプ |
ワタリ太さ順だと、2001>2020≧2000>2000T>2005という感じかと思います。
<生地> ※2021年7月時点
生地 | タイプ | 特長 |
---|---|---|
No.1 | トラ耳・赤耳・鬼トラ耳・17OZ等々・・・ | 耳色(生地)で様々 |
GATAGATA(耳複数あり) | ムラがあり、生地の凹凸が強い | |
No.2 |
トラ耳・赤耳・CIMOSA等々・・・ | 耳色(生地)で様々 |
その他 | トラ耳防縮加工 | No.1トラ耳の防縮加工 |
天然藍 | 天然藍ということ以外不明w | |
PETERO(15 or 18oz) | 硬くてムラの強い生地 |
※注意事項
・ご存知、エビスの商品展開は複雑ですので、詳細は直接お問い合わせくださいw
上で商品ラインナップ纏めてみましたが、改めてエビスらしいと感じました。
(店舗には黒耳、ピンク耳、黄色耳等々これまでの在庫もあるかと思います。生地も当然違いますので、店員さんにお聞きくださいませ)
・品番×生地としてますが、組み合わせ存在しないものもありますので参考まで。
エビスの最新情報はこちらより▶公式サイト
基本黒ペンキで依頼&左( ^^) ペンキ |
エビスジーンズの個人的感想
※以下、あくまでも個人の感想ですので、ご容赦ください。
非常に複雑で混沌としていますw 次々に新しい耳(生地)が出てくるし、その特長が今一つ掴めない。。
他のレプリカメーカーは結構慎重で、基本ラインナップを研磨して揃え、忠実に再現/生産するスタイルですが、エビスは店員さんも分からないというくらい、型×生地を矢継ぎ早リリースしますw
というわけで、エビスは決して安くはないので、博打的な要素が高いかもしれません。
私の体験を書こうと思います。上のラインナップ全て体験したわけではいですが、No.1生地(未防縮)はコスパ含めて今一つと思っています。
履きこめばそれなりに良い色落ちしますが、特別に生地が丈夫ということはないし、縫製に手間がかかった生地だとは思えない部分があります。結構ペラペラな印象を受ける生地もありました。しかも金額は3を超えますからw
<2000T_GATAGATAとの出会い>
2000T_No.1_GATAGATA |
そんな状況でもうエビスを履くことはないかなと思っていたのですが、ある時に「2000T」の新シルエット、且つ「GATAGATA」の存在を知りました。
当時それまで「2000」を履いてきてましたが、正直太かった。。(ヒゲとか蜂の巣弱いし、何しろ野暮ったいw)そこにエビスもテーパードを出してきたということ、且つ生地がペラペラではなく、GATAGATAと荒々しいということで、(どこかエビスを見限れない自分もいて)一か八か購入を決意しました。
履くと、今までのエビスの世界観が一変しました。何しろ生地がゴワゴワで触っていても笑顔になるくらいw改めてジーンズの面白さを教えてくれた気がしました。シルエットも他社に負けないような、今風で大分履きやすくなりました。(気持ち腰廻り、ワタリは緩めだけどw)
エビスジーンズとの今後(総括)
私事ですが、勝手に裏切られ、また魅せられた末に復縁状況となり、エビス熱・愛が深まりましたw
GATAGATAが大変面白い生地だったので、もう一つのスラブ系で「PETERO」に当然?興味が出てきます。先日、既に熱帯びた状態だったのと、セール中ということもあり、やはり購入しちゃいましたw
購入したPETEROは18ozで、生地が非常に硬く、今の時期に履くのはしんどいので、秋頃から卸す予定です。脚を通した感じ、GATAGATAよりも生地が分厚くそして硬く、ギブスでもつけたかのようで、正直血の気が引きましたw
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